元谷町線22606Fが四つ橋線23656Fへ


谷町線の車両が四つ橋線になって中央線にやってきました。(意味不明)

1月17日、しとしと雨が降る中、四つ橋線23系となった23656Fが中央線で試運転を実施しました。23656Fは元谷町線の車両で、22系22606Fから23系23656Fへと改造を受け、四つ橋線に転属した形です。改造を行ったのは中央線森ノ宮駅近くにある森之宮検車場だったため、試運転は中央線で行われ、史上初となる中央線に四つ橋線の車両が走る光景が見られました。車両は同日夜に森之宮検車場から緑木検車場へ回送されました(写真上)。営業運転は1月20日以降と予想されます。

試運転

ツイート:joまさ様

緑の地下鉄と青の地下鉄が並ぶ貴重な光景です。中央線に四つ橋線の車両が走るのは史上初めてです。

ツイート:ももやまだい様

右がかつての姿、左が今の姿です。紫が青に・・・なんということでしょうw


路線を変える転属車たち

最初に入った路線で走り続けるのが原則の大阪市営地下鉄ですが、中には異動になる車両もいます。同じ6両編成の谷町線・四つ橋線・中央線は車両の仕様もほぼ同じで、ダイヤ改正などで編成に余分が出たり、逆に足りなくなったりするとお互いに異動することができます。こうして所属路線が変わった編成を転属車といい、編成番号は50番台が与えられます。例えば中央線の24656F、

24656「仲間増えた^^」

このサイトの管理人が大好きなこの編成は元四つ橋線23606Fでした。編成番号06に50を足して56F というわけですね。24656(*´Д`)ハァハァ


他にも、谷町線の22656F、

こちらは元中央線24606Fでした。同じ谷町線だと22655Fや22661Fも転属車で、それぞれ元中央線24605fと24611fです。


転属は古くから行われていて、新30系で四つ橋線から谷町線への転属、20系30番台で谷町線から中央線への転属が行われています。(参考サイト:「なにわの地下鉄」)


実はトンネルで行き来できる、谷町・四つ橋・中央

中央線で試運転を行った今回の23656F。ではどうやって四つ橋線に行くのでしょう?

実は大阪の地下鉄は、そのほとんどの路線が普段は見えないトンネルでつながれているのです。

黄色い線が短絡トンネルで、これが各路線を結んでいます。大掛かりな検査・改造は一部の(現在では主に緑木か森ノ宮)検車場でしか行えないため、検査の際はこの短絡トンネルを経由して大きな検車場へ向かうようになっています。今回は森之宮検車場で改造を終え、本町短絡トンネルを通って緑木検車場に向かいました。これで四つ橋線の車両としての転属が完了するわけです。




23656Fの営業入りが楽しみですね。


写真:joまさ様中央路線民ももやまだい様

※今回は中央路線民さんの文章にmeronkingが加筆しました。

中央路線民(central5634316)

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