[特設]第一部 近鉄案内板の種類


えー初の特設ページですね。記念すべき初の特設ページは近鉄サインシステムです。

たっぷりの写真とガバガバの文章でご紹介っ

第1部 近鉄サインシステムの種類

第2部-第5部 旧サインシステム残留駅

お待たせいたしました 3/21日より第二部公開いたしました~どうぞご覧下さい


近鉄サインシステム は現在6つの種類の看板があります。とりあえず古い順に並べめてみました。


茶看・1代目白看→2代目白看→けいはんな型白看→3代目白看→4代目白看(現在)


それではまずは案内板から~

茶看(1986年~)

フォントは石井ゴシック(京阪神)新ゴ(名古屋)
近鉄サインシステム(残ってる中)で一番古い茶看

背景が茶色となっており、昼は普通に見やすいが、夜中は文字が見えにくいデザインのため、看板の裏に蛍光灯が入れられている。その分コストは多少お高い。また茶看の矢印は種類ごとに色分けされていて、改札入口は緑、のりば案内は青緑、出口は黄色、駅施設案内(エレベーター トイレ エスカレーター 待合室 など)は橙色、その他案内は黄緑、とカラフルで楽しい。じつはこの看板エリアごとに種類があって 京阪神は初期は石井ゴシックを利用 その次に新ゴが使われていました 案内板で新ゴは見たことないです...多分駅外駅名標だけなんだろうねぇと思ってます。そして名古屋の方は新ゴでした 名古屋の方は韓国語や中国語などが記載されており案内板が賑やかです。あとやや文字感覚が狭いのも特徴ですねぇ なおこの看板は乗客が多い駅などに導入されました。乗客が少ない駅には光らないタイプの1代目白看が導入されています。(乗客が少ない駅では無人化されており、蛍光灯交換などの維持が難しいため)

1代目白看(1986~)

フォントは見出しMB31

茶看の背景を茶から白へと変更したもの。

文字色は茶色となっている。この白看は乗客数が少ない駅などでの設置が目立った。現在でも残ってる駅は多い(特に名古屋線)。

2代目白看(2000~)

フォントは新ゴ

フォントが変更されたほか多言語表示に対応するようになった。外国人乗客の増加により韓国語と中国語を表記。この二代目白看は新駅や駅改造の時に設置されたと思われる。1代目白看ではFORであった部分がForに変更された。


けいはんな型白看(2006~)

フォントは新ゴ

このけいはんな型白感は2006年の生駒~登美ヶ丘間 開業時に利用が開始された。


色は緑ではなくけいはんな線カラーの黄緑。なぜ中央線の色の緑と合わせなかったのかが謎である。またこの看板は区間によってデザインが違い、

  • 荒本~生駒は通常デザイン
  • 白庭台~登美ヶ丘はそれぞれオリジナルデザイン  である。
白庭台は花、学研北生駒は山(?)、学研奈良登美ヶ丘は丘(?)をモチーフにしている。

3代目白看(2008~)

フォントはイワタUDゴシック

看板下部に緑の線が追加された。阪神なんば線開業や駅名変更に合わせ制作された物と考えられる。

字の色は茶色から黒へ代わりスッキリとしている。この代から近鉄矢印(近鉄独特の矢印)が廃止されている。

4代目白看(2016~)

フォントはイワタUDゴシック

外国人訪問客対応するために路線記号を導入した。また同じ世代の駅名標には駅ナンバリングが実施されている。イメージカラーはグリーンからダークブラウンと昔の茶看を思い出す 。細かい変更点は英字フォントの変更や英字のフォントサイズが若干大きくなっている点である。


続いて駅名標をご紹介~

茶看型駅名標

フォントは石井ゴシック 

ブラウンの背景にオレンジラインという非常にスッキリとしたデザイン。

1980年代で一番かっこいい駅名標だったであろう(登場は1986年)

1代目白看駅名標

フォントは新ゴ

この1代目白看板の駅名標は主に乗客が少ない駅で見られた。内容は案内板と同じ。


なぜ案内板と同じ見出しMB31でないのか不思議である。

2代目白看駅名標 

フォントは新ゴ

1代目白看に駅名ふりがなが入った。また駅名英字が若干拡小され、ブラウンオレンジラインも小さくなった。あと2文字の駅名は従来よりも文字間隔が狭くなっている。

(例 筒    井→筒  井)

個人的な感想としては、2文字の場合文字間隔が狭すぎ、3文字の場合間隔が空きすぎているように感じる。この代からかな?点灯式が少なくなった。

けいはんな白看駅名標

フォントは新ゴ

茶看とくらべスッキリしている。(以前は茶看が使われていた。) けいはんな線オリジナルバージョンの駅名標である。


オリジナルバージョンより一般路線バージョンの方が良かった…。

3代目白看駅名標   

フォントは新ゴ

近鉄矢印が廃止された。また文字間隔が調整されている。(例 道 明 寺→道明寺) 細かい点を上げると矢印と次駅案内が茶色になった。


同じ世代の駅案内表と異なり、何故かイワタUDフォントでないのが不思議。

3.5代目白看駅名標

フォントはイワタUDゴシック

3代目からの主な変更点は文字や矢印が全て黒へ変更されたほか、フォントが新ゴからイワタUDへと変更された。3代目の微調節バージョン、といったところである。なぜ3代目の途中から3.5代目を作り始めたのかは謎・・・。

4代目白看駅名標

フォントはイワタUDフォント

ナンバリングが追加され、オレンジラインが廃止された。

矢印を駅名英字と同じラインへ持ってきたほか、駅名英字が最初の文字だけ大文字になった。[例 FUSE→Fuse]


駅によってはナンバリングがシールだったり、フォントが新ゴだったり(駅名見出しの部分だけ3代目)、

フォント色が茶色だったり(駅名見出しの部分だけ2代目)オレンジラインの部分をブラウンラインで隠して経費節減を図って(?)いたり、文字が左寄りだったり、ナンバリングサイズがまちまちだったり...と、マニュアルはないんかよ?と思うレベルで統一感がない。近鉄のサインシステムでは異例である。


中央路線民(central5634316)

このサイトのオーナーですっ
主に、森之宮検車場の風景、森ノ宮電車区の風景、稲田営業所の風景、駅情報などの更新を担当

0コメント

  • 1000 / 1000