御堂筋線31602fがデゥアルディスプレイ化 駅案内など見やすさ向上
大阪市営地下鉄30000系で初期に導入された車両のデゥアルディスプレイ化が進んでいます。1月29日、御堂筋線30000系第2編成(31602f)が営業運転に復帰し、ドア上のディスプレイが最新の30000系と同じ物に交換されていることが確認されました。以前の表示器は1枚しか搭載されていませんでしたが、今回のデゥアルディスプレイ化により案内がより見やすくなっています。なお、30000系初期型車のディスプレイ更新は31603fに続く2編成目です。
新たに導入されたデゥアルディスプレイ。その名の通り、2枚の液晶パネルにより広々とした表示を実現しています。走行中は路線図(一部)と、CMやニュース、天気予報などが流れます。
停車中に表示される全駅表示。2枚のパネルで路線全体を一度に表示できるのが大きな特徴です。駅接近時には階段やエスカレーターなどの駅設備の位置までお知らせしてくれます。
このあたりの仕様は31604f以降の新型30000系と同じですね。
メジャーチェンジで先にデゥアルディスプレイを搭載した第4編成以降の「新型30000系」との比較。ディスプレイだけでなく周りのパネルも全く同じです。ただし、第1~3編成は内装にいちょうがあしらわれているので、模様のない第4編成以降の物に対して、パネルの模様だけは異なっています。
反対側のパネルや内装には全く変化がありませんでした。
第4編成(写真上)以降大幅にモデルチェンジされた30000系。初期型車の姿はある意味貴重になっていましたが、ディスプレイの交換が進むことで、デビュー当時の姿を残す本当の原型車はいよいよレアな存在となってきました。残る31601fも交換されるのも時間の問題です・・・
なお大阪市交通局は大型ディスプレイの導入を進めているようで、去年9月にリニューアル工事を請けた21系11編成(21611f)にも大型ディスプレイが搭載されています。
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