【朗報】10系、一部編成を全面リニューアルへ あと10年は活躍か【4/1】
大坂メトロは1日、置き換えが進んでいた旧型車両10系の全面リニューアルを発表した。すでに引退した編成も復活させ、リニューアル工事を施す。
10系は1973年から89年まで製造された御堂筋線の通勤形電車。御堂筋線を走る車両の中では現在最も古い形式である。車両の老朽化や設備更新が困難であることから、2011年から始まった新型車両30000系による置き換えが進み、2020年までに全廃が予定されていた。
しかし御堂筋線の複複複線化が決まったことで車両が大幅に不足。新造では間に合わず、10系のリニューアルを決めた。大坂メトロの富路栄男氏は「10系はあと数年で全全全部無くなるはずだったが大慌てで取りやめた。廃車からのリニューアルは他に例を見ないのではないか。」と語る。
リニューアル工事では電動力機の更新やLED行先表示器の導入で消費電力を81.0%カットするほか、外国人観光客の増加に対応するため日本最多となる25言語放送を行う。車内放送を試聴した関係者は「走行中車内アナウンスが延々流れていた。」と話した。
大阪の地下鉄に詳しいM L氏は「複複複線化されたことだし、御堂筋ライナーを導入してほしい」と期待を寄せた。
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