速報 桃山台駅へのホームドア取り付けは16日・23日の終電後か


ホームドア設置に向けて工事が進む北大阪急行線ですが、桃山台駅へのホームドア取り付けは16日、23日の終電後に行われる可能性が高いことが判明しました。現在の姿の桃山台駅は今週末土曜日で見納めとなりそうです。


桃山台車庫に貼り出された「お知らせ」

本日確認しましたところ、北大阪急行の車庫である桃山台車庫の第三入門へ続く道に、大型車通行に伴う駐車禁止のお知らせが貼られていました。大型車の通行日程は、

・平成29年12月16日 8時30分~17時00分頃まで

・平成29年12月23日 8時30分~17時00分頃まで

となっています。

前回、千里中央駅にホームドアが取り付けられた際も、「土曜日の8時30分~17時00分頃まで」という日程でホームドア搬入が行われたことから、今回も同じ時間で搬入が行われるとみられ、そのまま列車に積み込まれたホームドアは、終電後に取り付け駅へ運ばれるとみられます。

なぜ取り付けは必ず土曜日?

これまでの北大阪急行における搬入日を見てみると、

・千里中央1番線 7月8日(土)終電後

・千里中央2番線 7月15日(土)終電後

・緑地公園駅1番線 12月2日(土)終電後

・緑地公園駅2番線 12月9日(土)終電後

というように、すべて土曜日の営業運転が終了した後に取り付け作業が行われていることがわかります。これは、ホームドアを列車で運ばなければならないこと土日祝日ダイヤでは北大阪急行の車両が走る本数が少ないこと、の2つが理由として考えられます。


まず、ホームドアは列車を使って駅まで運ばれます。1両分3トンともいわれるホームドアを、人力で階段などを担いでよいしょよいしょと運ぶ・・・のはあまりに非現実的ですね。過去には御堂筋線天王寺駅や、北大阪急行線千里中央駅、緑地公園駅にホームドアを運ぶのにも、普通の通勤型車両が用いられました。

↑ももやまだいさん撮影のホームドア輸送列車 車内に養生のための青いシートがうかがえます。


北大阪急行線にホームドアを設置するには、北大阪急行の車両を使うことになります。現在、同社はポールスター・ポールスターIIを合わせて8編成保有しており、このうち1本は検査中、そしてなぜか1編成は休車となっています。

北大阪急行車が担当するダイヤ(スジ)は平日で最大5本、土日祝日で最大4本で、これらをのこり6編成-非常時のための予備として待機させる1編成の5編成でこなしています。ホームドア輸送列車は、積み込みのため丸一日(8時30分~17時00分頃?)乗客を乗せて使うことはできないので、予備以外に余剰がない平日はホームドアの積み込みができないのです。逆に、土日祝日は最も忙しい時間帯でも4本で、常に1編成が予備以外に余ることになるので、ホームドアの積み込みが可能なのは土日しかないのです。

※なぜかわるがわる1編成を常に休車にしているのか、なぜ休車をホームドア輸送に使わないのか、そもそも7編成保有がデフォルトだった北急がなぜ去年廃車を出さず、8編成を保有したままにしているのか、このあたりは謎です。

今週末が見納め

というわけで、ホームドア設置前の桃山台駅は今週末の土曜日で見納めとなります。撮影地としても人気が高い桃山台駅ですが、ホームドア設置後は随分と撮影できる場所が制限されると思われますので、今のうちに足を運ばれてはいかがでしょうか。

ちなみに16日には隣駅の千里中央駅で「北急クリスマスフェスタ」が開催されます。帰りに桃山台駅にも立ち寄ってみましょう。


meronking

「meronが地下鉄を追うブログ」「meronがモノレールを追うブログ」のMeronkingです。北大阪急行、大阪モノレールを中心に、大阪市営地下鉄、阪急バスなどについても書くかもです。

0コメント

  • 1000 / 1000