北急8005f、廃車の可能性濃厚 陸送準備、部品抜き取りを確認
1月末から休車中で動向が心配される北急8005fですが、残念ながら廃車になる可能性が極めて高いことが分かりました。もし廃車が確定すれば、8000形ポールスターでは4編成目の廃車となります。
桃山台車庫の工場へ移動された8005fのなかもず寄り5両。ホロが取り外されていることが分かります。また手前には8005fの物と思われる集電靴(第三軌条方式での集電装置)が置いてありました。さらに車内を見てみると・・・
車内広告用の金属の枠が取り外されていました。座席や手すり、つり革は今のところそのままです。
引退が確定すると取り外される「社章」ですが、今日は車両の半分が建物の中に入ってしまっていたため見えませんでした。しかしながら、現在取り外されている部品の数を見るに、社章も取り外されていても不思議ではありません。
一方の千里中央寄り5両はまだ11番ピットにいました。奥の方にいたため状態は確認できませんでしたが、ヘッドマークは取り付けられたままなのがうかがえました。
そして搬出・搬入に使われる第三入門に行っていると「大型車両通行のため駐車禁止」との貼り紙が出されていました。
日時は1月17日から1月24日までの1週間で、午前7時から翌日の午前3時までが駐車禁止になっています。「30mの大型車両」という記述から、鉄道車両輸送用のトレーラーと推定され、今年は新車が導入される予定はないと見られることから、搬出で間違いなさそうです。
搬出される車両としては、全般検査並びに更新工事中の8007fか、以前から置き換え候補としてあげられていた8005fが考えられますが、8005fがこれまでの休車ではあり得ないほど様々な部品を取り外されている状況からすれば、8005fの廃車陸送である可能性が極めて高いと考えられます。
すでに尾灯(テールライト)や連結器カバーも取り外されていた8005f。唯一の原型未更新車として残り続けてきたこの編成ですが、いよいよ引退のようです。
※引退についてはあくまで状況や過去の事例に基づく推定であり、確証はありません。
追記:
なお、Wikipediaには「12月30日で廃車」とあります。
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