さよなら北急8005f…最後の東芝初期型GTO搭載車が廃車に

北急8000形原型車で、日本で最後の東芝初期型GTOインバーター搭載車だった、「ポールスター」8005fの廃車陸送が18日夜から始まりました。導入からちょうど30年でした。

今回は陸送前の最後の姿を見てきましたのでお伝えします。

17日午後9時頃、トレーラーに積まれた8000形第5編成（8005f）先頭車両。今日の陸送ではなかもず寄りの2両、c#8905とc#8805が搬出されました。

床下の様子。トレーラーのタイヤがうかがえます。床下には赤のチューブライトが取り付けられていました。床下機器はそのままのようです。

前面部分。行先表示幕や尾灯（テールライト）、さらにはドアまで取り外されています。見えた範囲では前から3つ目のドア以外は開けられた状態で輸送されたようで、一番前のドアに関しては完全に取り外されていました。また、運転台に掛けられた「休車」札は最後までそのままでした。

2両目のc#8805は建物の奥にいたようで、外から窺うことは出来ませんでした。

ついでに・・・

建物の外には明日陸送される車両がありました。7号車のc#8605です。側面の行先表示幕も抜かれ、寂しげな姿でたたずんでいました。

ああ阪急ふかふかシートが・・・座席下の金属カバーもありません・・・

ピット内にはさらに別の車両（c#8505？）がいました。

この後、18日0時半頃から搬出が行われたそうです。桃山台車庫を出た8005f2両は大阪湾沿いの解体業者を目指し、旅立っていきました。

[ツイート等を追加予定です。]

この編成について：

陸送日程（予想）：

18日（木）夜　c#8905　c#8805

19日（金）夜　c#8705　c#8605

22日（月）夜　c#8505　c#8405

23日（火）夜　c#8305　c#8205

24日（水）夜　c#8105　c#8005