北急緑地公園駅のホームドア、2月下旬より稼働開始へ
北大阪急行緑地公園駅のホームドアが2月24日(土)始発から稼働することが発表されました。昨年9月の千里中央駅に続き北大阪急行線内では2駅目で、直通する御堂筋線を含めると4駅目のホームドア導入となります。今回導入されるホームドアも千里中央駅と同じ、車両の動きをセンサーで検出して自動で開閉する最新型です!
参照:
北大阪急行「緑地公園駅・桃山台駅で「可動式ホーム柵」を使用開始します」
< http://www.kita-kyu.co.jp/upload/084.pdf >
使用開始前の様子
撮影日:1月29日
ホームドアが取り付けられた緑地公園駅の様子。去年12月に本体の取り付けを行い、現在は稼働前なのでドア部分が金具で止められています。同時に床面工事が行われ、車両との段差が少なくなり、一部のタイルも貼り替えられました。全体に明るい印象になりました。
一部のホーム先端は1月末の時点ではまだ工事中・・・この部分には稼働しないタイプの柵が取り付けられます。床面の小さな箱はセンサーです。
このセンサーがこのホームドアの動作の鍵で、列車が入ってきたことをこれで検出し、停車すると自動でホーム上のドアを開ける仕組みになっています。多くのホームドアのように車両とは通信しないので、車両への準備工事なしに導入できるのが特徴です。
各種機器の取り付けもほぼ完了していました。床面工事は1月末の時点でまだすこし残っていましたが・・・今週末までには終わっているはずです、たぶん。(最近取材にいけていなかったりします。)
桃山台駅は3月から
同時に工事が進められていた隣の桃山台駅ですが、こちらは少し遅れて3月からの稼働開始とされました。詳しい日時は3月中に北大阪急行ウェブサイトで公開されるとのことです。理由ははっきりとはわかりませんが・・・この新型ホームドア、終着駅でない途中駅に導入されるのは今回初めてなので、緑地公園駅で試用期間を設けてから桃山台駅へ試用を拡大するのではないかと考えられます。実際、すでに使用されている千里中央駅では到着→ドア開、ドア閉→発車にそれぞれ5秒以上かかっており、停車時間の短い途中駅でこのタイムロスをどうするのかが注目されます。
予定通り3月に桃山台駅でもホームドアの使用が始まれば、北大阪急行は関西の私鉄で初めてホームドア設置率100%を達成することになります。また新型ホームドアの実績が積まれれば、車体への機器搭載工事が困難な鉄道にも波及する可能性が高まり、このホームドアの今後の活躍に期待が寄せられます。
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