モノようかんや駅名ストラップでおなじみのモノショップ、閉店へ


改札口に隣接し、大阪モノレールグッズや新聞などの販売店として親しまれてきた売店「モノショップ」が6月30日をもって閉店することが決まりました。7駅7店舗すべてが営業を終了する予定で、今後のグッズ販売も未定とのことです。


大阪高速鉄道株式会社「モノショップ(売店)は2018年6月30日をもって営業を終了します」(2018年5月1日)< http://www.osaka-monorail.co.jp/info/news-343.html >


モノショップは大阪モノレールの一部の駅に設けられた小型の売店です。2006年に山田駅と沢良宜駅でオープンし、現在では7駅で営業しています。「駅一体化売店」[1]という名の通り改札口に隣接し、レジなどの業務を駅員が担当しています。新聞やビニール傘のほか軽食や飲み物、モノレールグッズの販売を行ってきました。


[1]大阪高速鉄道株式会社「会社沿革」< http://www.osaka-monorail.co.jp/jpn/company/co07.html > より

※店内は許可を得て撮影

しかしながら近年コンビニなどの競合店が出現したことで経営が悪化、2017年12月には夕刊と雑誌の取り扱いを止めるなど徐々に経営を縮小してきましたが、今回6月30日(土)をもって全店舗の営業を終了することが決まってしまいました。

営業を終了する店舗:

  • 少路駅
  • 山田駅
  • 沢良宜駅
  • 摂津駅
  • 南摂津駅
  • 阪大病院前駅
  • 彩都西駅

モノショップの目玉の一つだったのがモノレールグッズでした。公式サイトではモノショップで取り扱っているグッズとして「駅名ストラップ」「モノようかん」「モノ鉄下(靴下)」「モノ箸鉄(お箸)」「ネクタイピン」が紹介されています。グッズをいつでも購入できるモノショップはモノレールファンにとって貴重な存在でした。


しかしこれらグッズも近年は販売を縮小しており、モノようかんは去年で販売が終了、駅名ストラップも再生産の予定はないとのことで、現在店頭に並んでいるのは「箸鉄」と「鉄下」だけになっています(少路駅と山田駅で確認)。

山田駅のモノショップ 入り口に新聞が並べられている。


すでに閉店したモノレールのコンビニ「モノウェル」は現在セブンイレブンになっていますが、モノショップはどうなるのでしょうか。最後まで見守りたいところです。


☆閉店までの2ヶ月弱、全店舗を巡ります。

meronking

「meronが地下鉄を追うブログ」「meronがモノレールを追うブログ」のMeronkingです。北大阪急行、大阪モノレールを中心に、大阪市営地下鉄、阪急バスなどについても書くかもです。

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