【PART4】大阪モノレール春の車両基地見学会で車庫の中を覗いてきました
最後の記事です。画像が多すぎてパソコンが止まるのでPART4にまでなってしまいましたが、後もう少しです。
前回の続きです。これまでの記事はこちら:
レールの上を歩こう
モノレールのレールは予備が保管されているのですが、実際にその上を歩くことができました。未使用のレールは汚れも無くきれいです。
歩いてみた感想としては思っていたより広く感じました。幅は(確か)65センチだそうで、広いと感じるのは横に柵があるからで(歩いたレールにはイベント用に手すりが取り付けてありました)、実際にたってみると怖いくらいに狭いのだそうです。
ちなみに・・・「モノレールのレールっていたんで交換した入りないのでしょうか?」と尋ねると「痛む前に手入れします。」とのことでした。交通量の多い高速道路の近くを走る区間がほとんどのモノレール、交換は現実的でないそうです。
手の込んだ展示物を見学
さて、最初の建物に戻って改めて展示品をゆっくりと見ることにします。
大阪モノレールのあれこれが書かれた展示パネル。
工作車の運転台も再現してありました。ボタンやレバーは動かせます。ボタンをポチポチするのはいくつになっても楽しいものです(笑)。
車両に電気を送る「電車線」の展示もありました。「スリット型剛体電車線」はパンタグラフと接触する部分だけ別の材質になって、アルミ剛体で挟み込まれています。電車線が2種類の材質からなっているのは展示を見て初めて気づきました。
細かく作り込まれた山田駅のジオラマ。再現度、完成度ともに非常に高く、きれいにまとまっていました。細かいことをいえば地上階からのエレベーターがありません・・・が、この素晴らしいできと比べたら些細なことです。通路や歩道を見るとDew山田開業(2003年)前の姿のようでした。
そしてもう一つ心惹かれたのがこちら、1000系の模型。車内や床下まで再現されていて作りは非常に細かく、ガラスの曲面部分やヘッドライトの反射板など作りにくそうな箇所もきれいに仕上がっています。細部を見ていると飽きることのない、いつまでも見ていられる美しい模型でした。
再現されているのは登場初期の姿で、座席がまだ緑の時代で作られていました。
この後グッズを購入してから会場を後にしました。
車両基地見学会は係の方が質問に答えてくださったり、子供にも親しみやすいように解説していたりして、とても楽しめたイベントでした。今回のイベントに関わった大阪モノレールのすべての方、お疲れ様でした!そして楽しいイベントをありがとうございました!
おまけ
見学会の途中から降ってきた雨ですが、建物を出るときに傘の貸出サービスがありました。どこまでも優しい大阪モノレールでした。
更新日:5月2日
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